概要
Python を書いていると以下のエラーで躓くことがあります。
python xxx.py
python: can't open file 'xxx.py': [Errno 2] No such file or directory
このエラーは xxx.py を実行しようとしたが xxx.py が見つからない、というエラーです。
従って、xxx.py が正しく存在しているかを確認することでエラーの解消ができます。
具体的な対処法は以下です。
今自分がどのフォルダ(ディレクトリ)にいるのかを確認する方法
Windows でコマンドプロンプトを使用している場合
cd コマンドを実行します
> cd
(今自分が居るフォルダが表示される)
Mac の場合、もしくはAWSなどのクラウド環境にてLinuxを利用している場合
pwdコマンドを実行します。
$ pwd
(今自分が居るディレクトリが表示される)
この時、今居るディレクトリが自分が想定している場所と違う場合、自分が居るべきディレクトリへcd コマンドで移動しましょう。
cd "行きたいディレクトリのパス"
自分がいるフォルダ(ディレクトリ)に xxx.py が存在しているかを確認する方法
今自分が居るディレクトリが正しいものであるにも関わらずエラーが出る場合は、何らかの理由で xxx.py が存在していない可能性が高いです。
xxx.py が存在しているかを確認する方法は以下です。
Windows の場合
dir コマンドを実行します
> dir
(今いるフォルダに存在するファイル一覧が表示される)
Mac の場合、もしくはAWSやGCPなどのクラウド環境にてLinuxを利用している場合
ls コマンドを実行します
$ ls
(今いるディレクトリに存在するファイル一覧が表示される)
このように表示されたファイル一覧に xxx.py が存在しているかを確かめましょう。
存在しない場合は、ファイルの保存先が誤っている、ファイル名が違っている、などの原因が考えられるので、正しく xxx.py を設置しましょう。
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